理系のフィールドは技術ですが、それだけでは死にます。
こんにちは。まさきです。
タイトルにある通り、
今回は理系の方向けのお話をしようと思います。
自分語り的な内容になりますが、
理系の方は反面教師にしたり参考にしたりできると思うので、
最後まで読んでもらえたらと思います。
まず、簡単な自己紹介ですが、
僕は理系の大学院を出て、
現在はメーカーで技術職として働いています。
大学のレベル=偏差値という考えは安易で嫌いですが、
指標の一つとして紹介すると67~68くらいです。
(Benesseマナビジョンによる)
そんな僕が大学時代に抱いていたビジョンと、
社会人になって見えてきた実情につい
て話そうと思います。
まず、大学時代の学部1~3年はいい加減でした。
どういい加減だったかというと、
普段の授業は適当で、テスト前だけ死に物狂いで勉強して
単位を取るかんじです。(取れなかったものも多数・・・)
そんなだから、僕の大学での成績は
「中の下」くらいでした。
ちなみに英語に関して、
理系の大学生は分かるかもしれませんが、
理系の学部は専門科目の単位を取るのに必死で、
英語の授業はずさんになりがちな気がします。
僕の大学は英語の単位は取りやすかったので、
学部時代はほとんど勉強していませんでした。
将来に関しては漠然と
「理系は院に進学した方が
就職の間口が広がる」
と考えていました。
なので、学部3年で就活のイベントに参加したりしましたが、
院進学が頭にあったので今思えばテキトーでした。
学部4年で研究室に配属されて、
僕の価値観は大きく変わりました。
周りの学生のレベルが非常に高かったのです。
僕が入った研究室は毎年人気で、
成績上位者が入るような所でした。
僕の代の学生も優秀で、
「中の下」の僕の周りは「上の上」みたいな
連中でした。たまったもんじゃないです。
理系の専門知識はもちろん、
TOEICに関しても研究室平均が700を超えるような
当時の僕としては異質な環境でした。
理系科目もできて英語までできるなんて・・・
って感じです。劣等感が半端なかったです。
そんな環境だったことと、
院試でTOEICが必要だったため
学部4年でTOEICの勉強を始めました。
詳しい勉強方法は他の記事に書いているので
割愛しますが、半年くらいほぼ毎日頑張った結果、
院試までに目標にしていた700点を突破できました。
その後の院生活は研究中心だったため、
特筆して書くことはありませんが、
次の節目は就活でした。
「理系の就活は文系と比べて楽」
というイメージがあると思いますが、
それは大学に企業から来る推薦を利用する場合です。
推薦を使うと通常のルートよりも楽に就活ができます。
具体的には、面接回数が減ったり、ESが免除されたり・・・
ただし、確実に受かるわけではないです。
また、推薦を出す=第一志望なので、
他の企業には受かりにくくなります。
実際に面接の場で推薦を出しているか
聞かれたこともあります。
僕は色々な企業を見て決めたいという理由と、
推薦は大学の力で就職するイメージがあり、
自力で内定を勝ち取りたいという変なプライドから
推薦を使わずに自力で就活していました。
理系の面接は
研究内容に関して話すことが多いです。
学部4年~院2年までのほとんどの時間を費やすので
「一番頑張ったこと」として話しやすいのと、
企業側も論理的な思考を持った人材を求めているので
自然と研究の話になります。
これは文系にはない、
理系の特権だと思います。
ただ、
それで安心すると非常に危険です。
理由は2つあります。
1つ目は、就活時についてです。
理系で頑張った研究分野が
そのまま仕事に活きることはごくごく稀なことです。
理系の研究は「狭く深く」なので分野がニッチすぎて、
会社の仕事とマッチすることはまずないです。
また、僕の研究室のように
「上には上がいる」ものです。
どれだけ熱く研究について語っても
会社の求める人材とマッチしなかったり、
同じ分野でもっと深く研究している学生はいくらでもいます。
理系の学生はこぞって研究の話をするので、
分野に限らず差別化しにくいという側面もあります。
つまり、埋もれやすいです。
2つ目は、就職してからです。
前述のとおり、自分の研究分野が仕事で活かせることは
ごくごく稀なので、入社してからは「0からスタート」です。
仮にあなたが半導体の研究をしてきて、
半導体メーカーに就職したとします。
しかし、半導体を作る設備を開発する部署に配属されたら
機械に知識が必要になります。
このように、
部署次第で求められるスキルは異なります。
なので、「0からスタート」と思って入社した方が良いです。
そこで僕がオススメしたいのが英語です。
特にTOEICの効果は絶大です。
先ほどの1.就活時と2.入社してからについて説明します。
1.就活時には差別化にもってこい
学部時代の僕のように、理系で英語に力を入れている学生は
理系全体の中でごく一部です。
これは僕の大学に限らず、今の会社の同期を見てもそうです。
TOEICが公式出だしている文理別での
新入社員のTOEIC平均スコアによると、
2019年の理系は468点です。
(文系は535点)
文系は英米化などが際立って高く、
2極化傾向にあると思いますが、
理系は文系ほど分布に差はないと思います。
したがって、僕が言いたいのは
研究や専門以外の武器を持っておくべき
ということです。
特に理系は少し頑張れば
頭一つ抜きん出るチャンスがあります。
これは就活で非常に有利です。
TOEICは数字で結果が出るので
他の就活生と比べた際に、
どちらが優秀か一目でわかります。
2.入社してから良いポジションを取れる
入社は0からスタートと書きましたが、
英語に関しては違います。
入社してから英語の勉強をするのは難しいです。
稼働日は業務に追われ、休日はゆっくりしたいでしょう。
そうなると、入社時の英語力が全てになります。
これからの時代、
年功序列や終身雇用が確保されるとは考えづらいため、
転職がより一層一般的になるでしょう。
あなたが入社してから40年間倒産しない保証がある会社は
おそらく日本のどこにもありません。
トヨタですら終身雇用は守れないと言っています。
その際に、英語は強い武器になります。
転職も就活と同じで、前職のスキルをそのまま使えるわけではないので
専門知識を新しく覚える必要があります。
技術職は潰しが効くとは思いますが、
本当に技術だけで良いのでしょうか?
僕は技術1本頼みではとても安心できません。
その点、言語は不変なので
どの会社でも活かせるチャンスがあります。
さらに理系においては英語はまだまだブルーオーシャンです。
大学生はもちろん、会社員でもまだ間に合います。
一度、これからの人生と今何をすべきかを
真剣に考えてみると良いと思います。
その際に、英語が必要であれば僕を思い出してください。
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